JOF理事・西日本支部長 川原博雄

新年あけましておめでとうございます。

我々JOFの目指すのは、生涯にわたる口腔の健康「Keep28」の社会実現です。そのためには熊谷先生が「Sakata Modelの実践」で示した、「結果を示す歯科医院」が日本各地に多く存在することが必要であり、その数値目標が、松野理事長がJOF設立記念会で示した、各都道府県での指導的歯科医院の育成です。

多くの歯科医院では、「Keep28」実現のための手段としてMedical Treatment Model(MTM)を実践するのですが、日本の歯科医療の現状では、MTMを診療システムに落とし込むにも、高いハードルがあります。ましてや、全ての患者にMTMを実践するのは、より高いハードルです。結果を評価するためのアウトカムデータを出すことも、高いハードルとなります。その後、アウトカムデータを監視指標としながら、改革と改善を繰り返すためにも、きわめて高い総合力が求められ、「結果を示す歯科医院」への道程には、多くの高いハードルが立ちはだかっています。

OPセミナー受講後、覚悟を決めて志高くMTMを実践するも、次々と立ちはだかる様々な問題や課題に悩んでいる歯科医院が、数多いる現状を踏まえて、「結果を示す歯科医院」となるためのフォローアップセミナーを企画しています。我々のノウハウを詰め込み、参加された歯科医院が、MTM実践から「結果を示す歯科医院」となるための、本気の挑戦をバックアップいたします。OP歯科医院の総合力向上を目的としたセミナーの開催です。皆様、ご期待ください。