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「統計学はセクシーな学問」といったのは、米グーグル社のチーフエコノミストですが、日本の歯科医院での統計は魅力的とはいえません。
電子カルテは業務会計にしか対応していないこと、ITベンダーの収益率が大幅にさがるためにオープン化が遅れていることなどが、依然として歯科臨床の数字がセクシーにならない理由です。JOFでも臨床成績の数値化を奨励はしていますがオープン化は進んでいませんし、その業績や報告の正しさは仲間内での信頼や敬意で担保されている段階です。
数字によるコミュニケーションが最も患者の中立的な意思決定支援になるところから、JOF関係者がアプローチしていくことをこれからの取り組みとしています。