江崎よしひで先生は経済産業省在籍期間中に医療行政に長らくたずさわり、現在は故郷の岐阜県を拠点に社会政策課題研究所を主宰して、医療や健康、経済や金融、IT・エネルギーなどについて、さまざまな提言を発信しています。
JOFの創立記念会でもご講演いただき、元官僚らしい鋭い目線ながら明るいキャラクターに魅了されました。昨年の大学でのご講演では「人生120年とすると現役で活躍する15歳~64歳の1周目を健康で過ごすことができれば、その後には素敵な2周目がある。」など印象的なご発言があります。
セミナー演題に加えて、
1. 経済産業省・健康経営優良法人認定制度で歯科は対象外になっていることについて
2. 健康保険制度のモラルハザードと制度の持続性について
などをご教授いただくことを予定しており、遠くない未来の問題を私たち自身で考える契機といたしましょう。
講師:
江崎よしひで先生
東京大学卒業、通商産業省に入省。内閣官房、資源エネルギー庁、岐阜県商工労働部長、厚生労働省などを歴任、日本の医療政策のキーマンの一人として政策にたずさわる。
退官後は社会政策課題研究所の所長として医療や健康、経済や金融、IT・エネルギーなどについて、さまざまな提言を発信中。
講師著書:
社会は変えられる 世界が憧れる日本へ
書籍の帯に「超高齢社会の処方箋」とあるとおり、日本の社会保障制度の限界とそれに対する著者の対策がしるされ、切り口は鋭くありつつ、副題の「世界が憧れる日本へ」の希望への道すじをしめした好著です。
講演にご参加の前に、またご参加いただけない方もぜひお読みください。