年間予定
理想を描く歯科医療の第一歩
未来を見据えた
「あるべき姿」
を考える
歯科医療の現状と未来を見つめ、
理想の医院像を明確にする。
初診時のアプローチや患者との
信頼構築の基本を学ぶ。

- 種別
- ●プレ・オーラルフィジシャンセミナー(1日目午前)
-
- ●オーラルフィジシャン育成セミナー オーラルフィジシャン育成セミナー >
- 開催日
- 2025年6月15日(日)・6月16日(月)
- 開催方法
- 対面(会場参加)+オンラインオンライン(ハイブリッド開催)
- 定員
- 対面(会場参加):300名 オンライン:制限なし
- 特別講演
- 東京科学大学大学院 教授 松尾 浩一郎 先生 東京科学大学 スタッフ紹介 >
会場
御茶ノ水トライエッジカンファレンス 〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台4丁目2-5 御茶ノ水Nkビル 11階
時間 | 内容 | 登壇者 |
---|---|---|
08:30 | 受付開始 | |
09:00 | 趣旨説明 | JOF理事・宮城 和彦 |
09:20 | 広がれ!OralPhysicianのビジョン: 患者・社会・医療従事者へ |
JOF理事長・畑 慎太郎 |
寿命が延びる現代において、治療中心の歯科医療は将来の歯の喪失という矛盾を抱えています。 予防中心へのシフトが必要不可欠ですが簡単ではありません。シフトを妨げる理由や障害を理解し、患者、社会、医療従事者の歯科医療に対する価値観を変えることが求められます。既存の制度に縛られるのではなく、「どうすれば変えられるか」という視点への転換が重要です。理想と現実のギャップに向き合い、現場で活かせる知識や技術を共有します。 以下のような方に、ぜひご参加いただきたいと考えています。
大学では学べない実践的な方法を学びながら、患者と社会に貢献できる新しい歯科医療を一緒に考えていきましょう。 |
||
11:00 | 少し未来の日本の歯科医療を考える | JOF理事・佐藤 長幸 |
医院に来院する患者さんの口腔の健康の現状を通じて、今の日本の歯科医療がどのような位置にあるのかを一緒に考えて参ります。 この20年間で日本の歯科医療はどう変わり、どんな課題が見えてきたのでしょうか?また、歯科先進国に並ぶスタンダードな歯科医療を目指すために、何が問題で、何が必要なのでしょうか?特に注目するのは「健康寿命の延伸」です。 歯科がどのように貢献できるのか、国の制度や歯科医療費の現状を踏まえて具体的に探ります。さらに、これからの社会や真の患者満足を考えた歯科医療の役割、そしてエビデンスに則った歯科医療の実現についても議論を深め、未来への一歩をともに考えます。 |
||
12:00 | ランチョンセミナー:社会連携(20分) | |
13:00 | 信頼を紡ぐ医療コミュニケーション 〜育まれる心のつながり〜 |
JOF理事・木村 雅之 |
初診時にどこまで応急処置を行うべきか——これは私自身の素朴な疑問でした。同時に、診療所にMTMを根付かせるためには、医療面接の講義が必要ではないかと考えています。 初期治療やメインテナンス中に患者のモチベーションを維持することは重要ですが、最も大切なのはやはり初診の段階です。MTMが定着しにくい要因の一つとして、患者の意欲が途中で低下し離脱するケースがあるほか、医院側がMTMの意義を十分に伝えられていない点も挙げられます。そのためには、医療提供者がチームとして意識を共有し、一丸となって取り組むことが欠かせません。特に初診の医療面接では、口腔健康の重要性や治療の背景、将来的なリスクを丁寧に説明し、患者の協力意識を高める工夫が求められます。 本講演では、当院での成功例・失敗例をもとに、歯科医療従事者と患者が共に手を取り合い、「Oneチーム」として成熟していくための具体的な方法を考察します。 |
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14:00 | 特別講演: 高齢者医療における歯科の立ち位置とオーラルヘルスケアの社会実装への取組 |
東京科学大学大学院 教授・松尾 浩一郎 先生 |
本邦は,世界でも類を見ない超高齢社会に突入し,医療,介護では,高齢者対策が喫緊の課題として動いています。今後ますます増加する多疾患,多障害を有する高齢者に対応するには,歯科医療に対する概念の再構築が必要です。 口腔は,栄養摂取の入口であるとともに,全身の感染症の入口にもなりえます。従来の口腔内の感染症予防だけでなく,全身感染症予防を視野に入れた口腔衛生管理を行い,フレイル予防のための包括的な口腔機能のサポートが求められます。今回は,われわれが社会実装を目指すオーラルフレイル予防プログラムも含めながら,シン高齢者歯科医療についてお話しする予定です。 |
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16:00 | クロージング | |
懇親会 |
時間 | 内容 | 登壇者 |
---|---|---|
08:30 | 受付開始 | |
09:00 | 趣旨説明 | JOF理事・宮城 和彦 |
09:20 | 広がれ!OralPhysicianのビジョン: 患者・社会・医療従事者へ |
JOF理事長・畑 慎太郎 |
寿命が延びる現代において、治療中心の歯科医療は将来の歯の喪失という矛盾を抱えています。 予防中心へのシフトが必要不可欠ですが簡単ではありません。シフトを妨げる理由や障害を理解し、患者、社会、医療従事者の歯科医療に対する価値観を変えることが求められます。既存の制度に縛られるのではなく、「どうすれば変えられるか」という視点への転換が重要です。理想と現実のギャップに向き合い、現場で活かせる知識や技術を共有します。 以下のような方に、ぜひご参加いただきたいと考えています。
大学では学べない実践的な方法を学びながら、患者と社会に貢献できる新しい歯科医療を一緒に考えていきましょう。 |
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11:00 | 少し未来の日本の歯科医療を考える | JOF理事・佐藤 長幸 |
医院に来院する患者さんの口腔の健康の現状を通じて、今の日本の歯科医療がどのような位置にあるのかを一緒に考えて参ります。 この20年間で日本の歯科医療はどう変わり、どんな課題が見えてきたのでしょうか?また、歯科先進国に並ぶスタンダードな歯科医療を目指すために、何が問題で、何が必要なのでしょうか?特に注目するのは「健康寿命の延伸」です。 歯科がどのように貢献できるのか、国の制度や歯科医療費の現状を踏まえて具体的に探ります。さらに、これからの社会や真の患者満足を考えた歯科医療の役割、そしてエビデンスに則った歯科医療の実現についても議論を深め、未来への一歩をともに考えます。 |
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12:00 | ランチョンセミナー:社会連携(20分) | |
13:00 | 信頼を紡ぐ医療コミュニケーション 〜育まれる心のつながり〜 |
JOF理事・木村 雅之 |
初診時にどこまで応急処置を行うべきか——これは私自身の素朴な疑問でした。同時に、診療所にMTMを根付かせるためには、医療面接の講義が必要ではないかと考えています。 初期治療やメインテナンス中に患者のモチベーションを維持することは重要ですが、最も大切なのはやはり初診の段階です。MTMが定着しにくい要因の一つとして、患者の意欲が途中で低下し離脱するケースがあるほか、医院側がMTMの意義を十分に伝えられていない点も挙げられます。そのためには、医療提供者がチームとして意識を共有し、一丸となって取り組むことが欠かせません。特に初診の医療面接では、口腔健康の重要性や治療の背景、将来的なリスクを丁寧に説明し、患者の協力意識を高める工夫が求められます。 本講演では、当院での成功例・失敗例をもとに、歯科医療従事者と患者が共に手を取り合い、「Oneチーム」として成熟していくための具体的な方法を考察します。 |
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14:00 | 特別講演: 高齢者医療における歯科の立ち位置とオーラルヘルスケアの社会実装への取組 |
東京科学大学大学院 教授・松尾 浩一郎 先生 |
本邦は,世界でも類を見ない超高齢社会に突入し,医療,介護では,高齢者対策が喫緊の課題として動いています。今後ますます増加する多疾患,多障害を有する高齢者に対応するには,歯科医療に対する概念の再構築が必要です。 口腔は,栄養摂取の入口であるとともに,全身の感染症の入口にもなりえます。従来の口腔内の感染症予防だけでなく,全身感染症予防を視野に入れた口腔衛生管理を行い,フレイル予防のための包括的な口腔機能のサポートが求められます。今回は,われわれが社会実装を目指すオーラルフレイル予防プログラムも含めながら,シン高齢者歯科医療についてお話しする予定です。 |
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16:00 | クロージング | |
懇親会 |